こんにちは
50歳を前にサラリーマンを卒業して、気楽に人生を楽しんでいるアールさんと申します。
さて今回は、会社を辞める為の資金作りについて、以前の記事でお伝えしきれなかった内容を深掘りしていこうと思います。
会社を辞める為に最速で資金を作り出す方法
最速で資金を作り出す家計の見直し
会社を辞めるには蓄えが必要です。
その為の第一歩が家計の見直し、つまり「節約」ですね。
しかし、節約と言うと主婦がスーパーのチラシを見て玉子や牛乳を買いに、わざわざちょっと離れたところにあるスーパーまで行く、みたいなイメージがあります。
確かに少しでも家計の足しになれば、と言う気持ちはわかりますし、もちろん節約はするべきです。
とは言え、150円の玉子が100円だとして月にいくらの節約になるのか? 計算してみたことがありますか?
『1万円の節約になってるよ』 と言うなら続ける価値ありですが、チラシでそこまでの効果があるとは思えません。
しかも毎日チラシとにらめっこして、あちこにに出掛けて買い物するのは面倒です。
それよりも労力が少なく、節約効果の高い家計の見直しを優先するのが最速の道です。
一度の見直しでずっと節約になる固定費
そこでまず見直す必要があるのが、暮らしているだけで発生する固定費です。
勝手に発生する費用であれば、一度見直せば勝手に節約になりますから、どう考えてもチラシとにらめっこするより楽です。
これら固定費の代表格は 『住宅費』 『携帯電話料金』 『保険料』
と言うことで早速、固定費削減の方法を具体的にみていきましょう。
住宅費の見直し方法
住宅ローンは借り換えをしよう
最も家計へのインパクトが大きい固定費は住宅費です。
40代辺りだと、まだ住宅ローンが10年以上残っている人も多く、賃貸の方も多いですね。
支払い金額の大きい費用なので、この見直しは一番に考えるべきです。
様々な住宅ローン節約の記事等を見ると、ローンの支払いが10年以上残っている人は借り換えによるメリットが出る可能性が高いようです。
節約額については、皆さんそれぞれの条件によって大きく違うので具体的な数字は言えませんが、10年以上前と現在の住宅ローンの変動金利を比べてみればメリットがあるのが頷けます。
住宅ローン変動金利比較
- 現在 : 0.5%から0.7%
- 15年前 : 1.5%前後
このように、単純比較で2~3分の1になっています。
更に、固定金利で借りていた方だと3%以上の場合も多いと思います。
その辺りを加味して、単純に3千万円を借りた場合のトータルの返済額を計算して比較してみると、その差は最大で1千万円程度になる場合もあります。
なので、なにはともあれ一度相談してみるのが吉でしょう。
ポイントは
- ローンを組んでいる銀行だけでなく他の銀行にも相談する
- その見積をもって借りている銀行にも交渉してみる
の2点です。
銀行は放っておいても高い金利を払い続けてくれるあなたに、わざわざ電話をして自分の利益を減らす提案はしてくれません。
特にメガバンクは住宅ローン借り換えに積極的ではないと思うので、金利の安いネット銀行がオススメです。
家賃は交渉しよう
現代の日本は少子高齢化により、賃貸不動産の借り手市場と言われています。
もちろん立地によっては借り手が引きも切らない人気物件等の例外はありますが、家賃の交渉が可能なケースは多いと思います。
https://www.homes.co.jp/cont/money/money_00381/
↑ こちらのサイトを参考にさせてもらいましたが、簡単にまとめると
- 交渉先 → 不動産会社
- 交渉のタイミング → 更新時期
- 交渉材料 → 具体的な根拠(周辺相場との比較、同物件内の空室が多い、近隣の商業 施設が無くなった、日当たりが悪くなった等)
と言うことです。
色々な情報を見ても「交渉は絶対したほうが良い」と言われていて、それだけ値下げして貰える可能性があるというだと思います。
かなり昔(確か10年以上前)であまり参考にならないかもしれませんが、私も住んでいたアパートの更新時に数千円の家賃の減額と、その他の費用(保証委託料)についてを免除させることができました。
契約更新が近い方はしっかり調べて、不動産屋に交渉してみることをオススメします
必殺技!!『実家へ戻る』
因みに、私は長年賃貸に住んでいましたが、固定費削減の為に実家に戻り、月7万円、年間で84万円(契約更新料や駐車場代も入れると更に効果大)の無駄を省きました。
これ、なんだかんだ最強です。
「いや、戻っても家賃くらい入れるだろ?」って思う人も居るでしょう。
しかし、こうも考えられます。
このブログのテーマである40~50代の中年世代のみなさんであれば、父親が既に定年して年金生活で、住宅ローンは完済されてませんか?
そして、そろそろ遺産相続を考える頃。
いずれ相続するのであれば、家賃と言う形で親が現金を受け取ってもあまり意味がない。
親の資産額によっては相続税が発生する可能性もある訳で、それなら親のお金を減らして自分の貯蓄を増やす方がお得。
と言うことで、私は親と話し合って、家賃を敢えて入れないと言うルールにして貯蓄に回しました。
携帯電話料金
これは以前の記事にも書きましたが、当時私は、docomoに毎月1万~1万2千円を支払っていました。
営業職だったので、仕事用の携帯は会社から支給されていましたから、基本的に個人利用分だけの料金でこれです。
で、格安携帯に切り替えると、使い方はそのままで毎月2千円台まで下がりました・・・
もう、ホントに馬鹿馬鹿しいです。
ちなみに大手キャリアは顧客流出を防ぐ為にいくつかの防衛策を用意しています。
- 契約更新月以外に解約すると違約金が発生(1万~2万円)
- キャリア紐づきのデータ保管アプリやクラウドを利用していると、簡単にデータ移管できない
- 解約する前に「でもこれをすると実質〇〇くらいになりますが」と食い下がる
でもこんなのは全く気にする必要はありません。
年間で10万円が浮くんです。
「2万円を払ったら10万円を貰える」っていう超おいしいトレードをしない人なんていますか?
わたしは、こう考えたときに、「何故これまで気付かなかったのか」と猛烈に反省しました。
なので、これもすぐにやりましょう。
なお、格安スマホであればどこでも良いと思いますが、私は端末を変更しないで済むマイネオに乗り換えました。
保険料
自動車保険
以前私は車の任意保険は、昔から車検や整備をお願いしている整備屋さん経由で加入していました。
所謂代理店型の自動車保険ってやつです。
そして毎年、何の疑問も抱かずに更新してきましたが、ある時ふとネットの広告から見積を取ってみました。
すると年間で2万円以上安くなることがわかったんです。
申し訳ないと思いつつも、2万円の違いはちょっと見過ごせません・・・
と言うことで切り替えました。
このように、代理店型の自動車保険にお付き合いで入っていてほったらかしの人は、更新の前に保険証券を出してきてすぐに見積を取りましょう。
最近はネット型の保険会社も競争が激しいので、毎年の更新時には見積を取ってみると更にお得になる可能性もあります。(私は今年の更新で見直し予定です)
なお、余談ですが、代理店だった整備屋さんとは今でも問題なくお付き合いさせて貰えていて、車検や整備は良心的にやってくれて助かっていますので、ここを気に病む必要はないと思います。
生命保険
日本の公的保険は世界でも有数の手厚い制度になっています。
なので、そもそも生命保険は必要ないとも考えることができます。
とは言え、全て不要とは一概には言えませんので、皆さんの環境によって取捨選択するのが正解でしょう。
サラリーマンだと、オフィスに回ってくる大手生保のセールスレディーにいい顔したくて、言うがままに何となく加入した保険がありませんか?(笑)
そんな方は特に一度見直してください。
近年は保険の相談窓口があちこちに出来ました。
まぁ、保険屋さんがやってるものもあるので鵜呑みにはできませんが、利用できるものは利用しましょう。
動かなければ支出はそのままです。
ただ、謎の提案をあれやこれやされて何となく余計なものを契約、みたいなことにならないように!!
あなたが目指すのはサラリーマン卒業であり、その為に支出を減らす、というのが目的ですから、今より支出が増える提案なら全てNGです!!
メディア関連費
新聞
現代は、業界紙等の特殊な媒体を除き、新聞で入手できるような情報は無料で取得可能です。
かく言う私も、今では新聞は全く読んでいません。
サラリーマン時代から通算して15年以上前にやめましたが、仕事に支障をきたしたことはありませんでした。
昔言われていた「新聞を読むのが社会人のたしなみ」ってのはとっくに死語です。
ニュースはYahoo!やスマホアプリで同じ質のものが無料で見られますし、余計なゴミも出ません。
完全にネットで全て事足ります。
ネットを使えないお年寄りには新聞も大事な情報源だったりするので完全に否定することはできませんが、我々の世代にははっきり言って全くと言っていいほど意味がないです。
朝夕刊で毎月3千円~4千円の支出ですが、本当に支出に見合う情報を得られているか、もう一度考えてみましょう。
テレビ
6年程前からスポーツやドラマ、趣味の番組だけを見ていたのが、ここ3年はそれすら殆んど見ていません。
理由は、YouTubeでほとんど事足りるからです。
民放のドラマやバラエティ番組も、民放の公式チャンネルで配信していたりして、無料で視聴が可能です。
テレビを持っているとNHKの受信料を月に1,200円ほど、衛星放送を受信していると2千円強が徴収されます。
NHKも最近は色々言われるようになりましたが、当面受信料は無くなりませんので、そもそも必要ないテレビを処分してしまうのが正解かもしれません。
更に、テレビ本体をヤフオクで売れば臨時のお小遣いにもなります(笑)
光熱費
光熱費の節約と言えば、「こまめに消す」とか「LED電球に変える」とか、所謂節約術に出てくるやつ、って感じですが、電気代については「見直してほったらかしでお得」が使えます。
そう、新電力への移行ですね。
私はガス会社の電気に切り替えましたが、キャンペーンで切り替え後数か月間の基本料金無料等のサービスがあり、通常月でも数百円レベルでは安くなっています。
ただ、正直言ってこの辺りになってくると見直しの効果は年間で数千円って感じでチリツモ案件ですね。
それでも簡単な手続きであとはほったらかしで良いので時間のある時にやっておきましょう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
お金の不安が無くなれば、ストレスの無い生活があなたを待っています。
これからもサラリーマンを卒業して楽しい生活をするために有益な情報を発信していきますので良かったらまた読んでみてください。
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