こんにちは。
今回は、「会社辞めたいなぁ」と思ってる40~50代のサラリーマンの皆さんが一番気になる辞めた後のお金の問題、特に事前準備についてフォーカスします。
実際に50歳を前にサラリーマン生活を卒業して自由な世界に踏み出した私が、どんな準備をして、それでちゃんと死なないで生活できるのかについてお話ししていきます。
因みに、辞めるにはまず準備が必要ってことは以前の記事にも纏めてありますので、そちらもご覧ください。
安心して会社を辞める為にするお金のこと
サラリーマンのうちに準備しておくこと4選
ということでまずは結論からいきます。
以下の4つを必ず準備しましょう。
- 固定費の削減
- 貯蓄
- 不動産投資
- 株式投資
これで取り敢えず当面は死なないで済む状態が作れます。
あと勘違いしちゃいけないのは、これは年収1000万円稼げるようになるとか、楽してウハウハ、みたいなノウハウじゃありません。
そういう意識高い系の情報はネット上にたくさんあるのでそちらをどうぞ。
一攫千金より地味に生活しましょ(笑)
では項目毎にみていきましょう。
1.固定費の削減がスタート地点
収入が減るので、支出は今から減らしておくのが正解
失業すると予想以上の速度で手元のお金が減って行きます。
なので、今のうちに支出の見直しをしましょう。
毎月決まった日に給料が貰えるサラリーマン、特に中年世代となるとお金の面ではかなり安定していますが、逆にそれが仇となって無駄な支出に意識が向きにくかったりもします。
なので、まずは自動的に引き落とされている支出、つまり固定費に目を向けてみましょう。
主な固定費
主な固定費は
- 住宅費
- 携帯電話料金
- 保険料
- 水道光熱費
等です。
つまり暮らしているだけで発生する費用。
自動的に発生するということは、一度見直しておけば後はずっと自動的に節約されるということ。
なので今すぐにやりましょう。
因みにそれまで支出に対していい加減だった私は、これを見直すことで年間で約100万円を浮かせることが出来ました。
固定費各項目の削減方法に関しては長くなるので別記事にまとめますね。
2.貯蓄はピンチにならない為に必要不可欠です
預金ベースで年収分は用意したい
現金預金は、当面の生活では無くてはならない物ですよね。
カード払いにしても引き落としにしても銀行預金からキャッシュアウトされるので、ここにお金が入っていないのはいきなりピンチを招きます。
なので貯蓄が必要な訳ですが、額については取り合えず年収を目安にしておきます。
とは言え、無駄な支出は事前に極力抑えるように、先に書いた固定費削減を実施していますから、年収の満額でなくても大丈夫そうです。
ただ、後程触れる投資にも資金が必要なので、お金はたくさんあるに越したことはありません。
定期預金と家計簿アプリの活用
それから、口座にお金があると何となく無駄遣いしてしまう、と言う人は銀行の定期預金口座を開設して積み立てましょう。
会社を辞めたい、と言う明確な思いがあれば、月数万円が定期口座に貯蓄されて金額が増えていくのが楽しみになり、自然と無駄遣いが抑えられるはずです。
そして、これらを家計簿アプリで一元管理すると完璧です。
特にオススメなのはマネーフォワードで、もちろん無料で使えます。
マネーフォワード
銀行口座はもちろん、カード、証券会社と自動連携できるので、家計の収支が一目で分かります。
不動産投資はサラリーマンの特権 無料セミナーに参加しよう
不労所得の確保は心の安定に繋がる
不動産投資とは端的に言うと大家さんになって家賃収入を得る、と言うことです。
で、比較的簡単に始められるのがワンルームマンション投資。
ただ大きなお金が動く不動産ですから、当然、怪しい業者も結構います。
なので、関連本を読んだり、無料や数千円の参加料で開催されているセミナーに参加して話を聞いてみたりしました。
で、いくつか抑えるべきポイントが見えて来たんですがそれは、
- 良い管理会社を見つけること
- 物件は立地条件を最優先に見ること
の2点です。
詳しくはまた別の記事で書こうと思いますが、これらを念頭に置いて動くと変な業者に捕まりにくくなります。
けっこう頻繁に無料セミナーが開催されているので、まずはいくつか参加してみることをオススメします。
私も、セミナーをいくつか回ってみて、良い管理会社さんを発見し、その担当さんと相談して物件を吟味。
ローンを組んで、晴れて2部屋のオーナーとなりました。
サラリーマンの信用を最大限に活用する
当たり前ですが失業しているとローンが組めません。
なので特に、サラリーマン卒業を念頭に置いている皆さんは、会社にいるうちにローンを組んでしまいましょう。
金融機関は、お金を貸す相手の属性にちゃんと順位付けをしていて、最も順位が高いのはサラリーマンだそうです。
どんなに派手な生活をしていようが、有名人であろうが、安定した収入がある人に貸すのが一番安全、ってなるのは貸す側の立場で考えたら当たり前で、やっぱり安定収入のあるサラリーマンって強いんですよ。
良い管理会社を選んで良い物件を見つければ、ローンを差し引いても最初から毎月きちんと利益が残る状態を作り出すことができます。
金額は物件1つにつき、月に約1万5千円と微々たるものですが、ローンを完済した暁にはほとんどが自分の収益となります。
そして何より分かったことは、安定した不労所得は確実に心の安定につながるということです。
株式投資は銀行預金よりお得
銀行預金につく利息がクソだってことに気付こう
既に住宅ローンの金利が低いことには触れましたが、これは裏を返せば銀行預金の利息もろくに貰えない、って事になります。
本来銀行は預かったお金を運用して儲けを出すのが仕事ですが、預金に対してはその役目をほとんどしていません。
現在、銀行預金は年間で0.001%っていうどうしようもない金利になっています。
100万円を預けても、年間で10円です・・・・
で、CD機からの引き出す時の手数料が100円とかって、ふざけてるのか?と思っちゃいます。
なので、銀行は生活に必要なお金を引き落としする為や、万が一の時にある程度のお金を引き出せるようにプールしておく場所と割り切って、一定以上のお金は投資に回すのがお得です。
ネット証券口座を開設しよう
一定以上のお金を銀行に置いておく意味が無いのはよくご理解いただけたと思いますので、早速投資を始めましょう。
まず第一歩はネット証券の口座開設です。
個人的なオススメは
- 松井証券 → 10万円以下の取引については手数料が無料
- SBIネット証券 → 手数料が安い
の2社です。
とは言え、ネット証券であればどこでも問題はないでしょう。
とにかくまずは口座を作って始めることが肝要です。
開設にあたっては各証券会社のページから申し込みができますが、いくつか必要な書類があります。
特に難しいものでは無いのでサクッと作ってしまいましょう。
で、具体的に株式取引きはどうするのかと言うと、まずすべきは投資信託です。
個別の企業の株を買って売る取引きには知識と経験が必要ですが、投資信託はプロが売り買いをして利益を上げ、それを出資者にバックするというものですので、買ったら普段は放っておいて平気です。
リスクが低いものは当然利益も低くなるんですが、さすがに100万円預けて10円ってことはありません(笑)
参考までに私のやり方を書きます
私はあまりよくわからないままに何となく個別銘柄から始めたので、ほとんど利益が出ない年もありました。
とは言え大きく儲けようという気は無くて、「銀行に預けると10円」ってところをベースに、少しでも特になるなら、くらいの意識低い系の投資スタイルです。
あまりリスクの高い銘柄は買わず、超有名企業(イオンとか、マクドナルドとか、吉牛とか)を中心に買っていて、なんだかんだでトータルでは損はしていません。
そんな感じで昨年は、個別銘柄の収支で約18万円のプラスでした。
また、株主優待や配当金目当てのものは余程大きく上がりでもしない限り放置です。
株主優待だけで年利換算で5%とか普通にあるので、これだけで銀行に置いておくのの5千倍の投資効果です(笑)
投資信託は実は最近初めて、少額の積み立てで運用していますが、現在含み益で10万円ほどになっています。
投資信託は何となく先送りにしていましたが、今は、もっと早くやっておけばよかったと後悔しています。
それから、株式投資と言うと、日経新聞を読まないと!とか、PCに噛り付いて相場を見てないといけないんでしょ?、
なんてイメージがありますが、そんな意識が高いことは一切していません。
でも、少なくとも銀行に預けるよりは良い条件でお金が増やせています。
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今回も最後まで読んでいただき有難うございました。
これからも会社を辞めたい、サラリーマンを卒業したい、と言う人に有益な情報をお届けしようと思いますので良かったらまた読んでみてください。
それでは。
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